TAKI ワカサギ研究室

UP DATE 2/8/07
2002.11.27加筆
ワカサギ
ワカサギ(公魚、若鷺、桜魚)は、サケ目(Salmoniformes)・サケ亜目(Salmonoidei)・キュウリウオ科(Osmeridae)・ワカサギ属(Hypomesus transpacificus nippoensis)の魚で「あまさぎ」「ちか」とも呼ばれます。
生息地:北海道、利根川・島根県以北の本州。(日本海側は島根県以北、太平洋側は千葉県以北)
朝鮮半島から樺太及び極東シベリア、千島列島からカムチャッカ半島、アリューシャン列島からアラスカまでに広く分布してます。鹿児島県の池田湖が南端。(カリフォルニアにもいるようです)
原産地は石狩川、網走湖、小川原湖、八郎潟、宍道湖、霞ヶ浦など。

全長15センチ

元は海と淡水の間を往復する回遊魚です。その遡河回遊型と淡水域に生息する陸封型があります。
遡河回遊型
タイプ1. 春海から河川に遡上して産卵するタイプ
タイプ2. 秋海から湖沼に遡上して越冬し、翌春湖沼から河川に遡上して産卵するタイプ。

1年で成熟し産卵し、死ぬと言いますが、湖では2〜3年生きているようです。移植は明治42年より行われ、いろいろな沼に生息するようになったようです。

産卵期は12月から5月。回遊は、朝は表層、日中は底層、夕方は中層と言われていますが温度や沼の状態、気圧の変化など様々に変化します(だから難しい)。

アユと同じで脂ビレ(背ビレと尾ビレの間の小さいヒレ)があります。チカとの区別は腹ビレの付け根の前が背ビレの付け根の前より前側にあること。湖では、秋から群を成して回遊します。

この頃釣れないのはブラックバスが増えたからという説がありますが、釣ったバスの胃の調査では、よしのぼりや海老などが多く、ワカサギはあまり食べられていないという結果もあるようです。また、アユの卵をワカサギが食べて、ワカサギの卵をアユが食べるといった相関があるという研究も出ているようです。(ともに豊漁はない)また、ワカサギが動物性プランクトンを食べるので植物性プランクトンが増え、水質が悪化するといった研究もあります。もともといなかったワカサギを放流するわけですから、おそらく自然にはダメージを与えているのでしょうね。(それによって在来種が全滅しないと良いのですが)

穴釣りは、山形では1月中旬からです。3月初旬までは可能ですが後半は氷が薄いので危険です。

食べ方:天ぷら・バター焼き・南蛮漬け・佃煮・素焼き(唐辛子醤油)など

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